とうとうこの日がきました。
ちえちゃんの宝塚歌劇団卒業。
ちえちゃんは下級生時代から観てきた方も多く、
トップになるのを見守った感があるジェンヌさん。

ちえちゃんを初めて意識したのは
湖月わたるさんの星組の時。
2004年の『1914/愛/タカラヅカ絢爛-
灼熱のカリビアンナイト-』

『タカラヅカ絢爛-
灼熱のカリビアンナイト』での蛇のダンス。
妖精ポノポ(湖月わたるさん)が
蛇の化身クレブラ(柚希礼音さん)と
体をくねらせて踊る場面。
この時かなりの学年差だと思うけど
キューバから招いた振付家、
サンティアゴ・アルフォンソさんの
今まで見たことのない蛇の振り付け。
ちえちゃんはとてつもないダンスを
パワフルに表現していた。
あのダンスは忘れられない。

正直、
このダンスはちえちゃん以外に
できないと思った
もちろん次に
『タカラヅカ絢爛-
灼熱のカリビアンナイト』を
月組で公演した時は
その場面は変えられていた。

その時からちえちゃんの蛇のダンスは
伝説的なダンスになったと思った。
あのダンスをさよならショーでみたかったけど、
きっと、
もう二度とみられないと思う。
それくらいすべての関節に負担のかかるダンスだっと
聞いている。
だから、ちえちゃんしか踊れないダンス。