花組エリザベート。

本当にチケット難です。


それでも3回観劇できたのは、

ヅカ友のお蔭です。

お願いしたチェットはお断り。

こういう人気公演は貸切公演を

狙うしかないと改めて実感。

次回からは貸切を攻めよう。


で、明日海りおさんのトート閣下。

日に日に、成長している。


みりおちゃんの歌声が姿月あさとさんに

似ていると友人が言うけど、

それ、わかる気がする。


ずんちゃんの歌は癖がなく

正確な音程で歌われて

素直でストレート。

自分流に間をアレンジしない。

みりおちゃんもそうだ。

一番いいのは、

息継ぎのブレスがないこと。

これ、結構マイクに拾われることが多い。

トップさんのマイクは性能がいいから

歌って息継ぎで大きなブレスが

マイクに入ると気になってしまって、

困ることがある。


最後に勝つは、

おぉおぉれぇえぇえぇえぇさぁあぁ~~~~~~

ここも、迫力ありました。


花組の今のエリザベート。

若い組だから、

アメリカ版のコミック風な感じが今風で

それはそれでスーパーヒーロー出現で

面白いと思った。


花組は娘役がなかなか演技達者で

ゾフィーは言うまでもなく、

ルドヴィカの花野じゅりあさんと

ヘレネの華耀 きらり親子に

リヒテンシュタインの芽吹 幸奈さん

ヴィンディッシュ嬢の仙名彩世さんは圧巻。

こういったところがちゃんと仕事をしてこそ、

男役のさまざまな芸達者が活きる。


瀬戸かずやさんのエルマー、

シュテファンの鳳 真由さん。

こういった役をきちんとしてこそ

エリザベートは活気が湧く。


ルキーニのだいもん。

歌うまさんだからこそのルキーニ。

シシィとルキーニの幻覚が生んだのが

トート閣下だから裏の主役と言える。

みりお閣下に寄り添うルキーニを

カッコよくスマートに演じていてよかった。

ルキーニは、

泥臭く演じるのがいいとは思わないから。