宝塚ばかりのブログですが、
今日はもう、大晦日です。
色々しないといけないんですが、
午後からのNHK放送の「風と共に去りぬ」が
気になって仕方がない。
ヴィヴィアン・リーのあの片方上がった眉。
意思の強さが現れて好き。
確か4時間くらいの長編ですね。
煮炊きものしながら観よう。
今年最後の宝塚が風共で
本当によかった。
天海祐希さん時代のショー。
これは、もうけもの。
宝塚の凄さは再演がそのままできること。
衣装も振り付けも衣装もすべて同じ。
そのままの魅力。
風共のショーは特にいいんです。
喜多先生の振り付け。
とても男役さんが素敵に見える動き。
下手に多く動きすぎないで
ポイントが効くダンス。
宝塚の醍醐味は芝居とショー。
そんな当たり前の舞台で締め。
そして日生劇場でモンテクリスト伯。
役者さんの演技には文句はないけど
舞台装置が不満でした。
あまりにチープすぎる。
宝塚の小劇場でよくやるような
箱の形のを左右に配し
動かせながらいろいろな場面に見せる。
小劇場や安価なチケットの劇場なら
いざ知らず、このS席の金額で
あの広い空間を埋めるのが
この舞台装置では夢がない。
アイデアがない。
どこかで使いまわしたようなアイデア。
舞台は役者さんの熱演でだけでは
補えない。
あれが、
シンプルにしたかったという理由なら
ちょっと違うと思う。
シンプルにするにもアイデアがいる。
今まで観たことのないアイデアを観たい。
それが舞台。
だから一万二千六百円を払うのだ。
最後に辛口になったけど
宝塚の舞台装置はいつも素晴らしい。
日生と宝塚、その金額の差額で
宝塚はS席と他の席でもう一回観られる。