府中の森芸術劇場へ。

月組『仁』の南方先生に逢いに。


雪組の公演からの出演は

夏目ようさん、

組長になった飛鳥裕さん。

チギちゃんがやった坂本龍馬のコマちゃん。


雪組は大劇場での公演だったけど、

月組は全国ツアー。

人数が半分くらい。

けど

江戸の喧騒は負けちゃいない。

江戸に生きる人々のセリフのない

芝居が絶品。

それぞれが生き生きとして

人とのつながりが自由自在で

観ていて面白い。

こっちでもあっちでも、

後方で芝居が始まる。

挨拶していたり、仲良く話したり

子供は走り回り、大人は忙しい。


若手や下級生の活きが飛び切り

よかった。

みんな笑顔で楽しそうに演じていた。

そんな中、

中岡 慎太郎(龍馬の盟友)と歌舞伎役者を

演じた美翔 かずきの涼味。

山田 純庵を演じた千海 華蘭の男前。


高岡 玄斉役の鳳月 杏の祐飛似の二ヒル。

火消千吉役の珠城 りょうのシメさん風味。


なんなの月組男子の進化。


つまり全国ツアーのこれが旨味。

人数が減る分、役が上がる。

実力の見せどころとなる。

日頃後列に甘んじているけど

前に、前にくる。


これがショーになると、

若手ワラワラで嬉しくなる。

たまきち、ちなつの二人は

客を釣ることなくダンス。

汗だくになってダンス。

これは好感度アップです。

若手を追ってるうちにパレード。


そして、

ほんと、すーさんの芝居がいい。

どんな役でもすーさんは想像以上。

一度お茶会で話を聞きたい人。


光月るうさん、宇月 颯さん。

この二人の安定も魅力。

これからの月組

ますます目が離せない。


あ、トップさん、

トップさんはトップだから。

いいのよね。