花組東京公演
「愛と革命の詩ーアンドレア・シェニエー/Mr.Swing」
日比谷の宝塚劇場。
東京で一番好きな場所。
近くに日生劇場・帝国劇場があって
銀座にも近い。
いつもJR有楽町駅を降りるとワクワクする。
蘭寿とむさんが卒業を発表して、
みーちゃんの最後の公演。
みりおちゃんを観るつもりが
目がまゆさんやみーちゃんに。
まゆさんの包容力のある演技。
人間が大きな人だ。
みーちゃんの大空祐飛さんに
ますます似ている雰囲気。
『オーシャンズ11』では背中だったけど
いつの間にかお化粧も似てきた。
そして、
祐飛さんばりの大人。
みーちゃんの
憂愁の横顔、
哀愁のうつむいた顔。
思慮深いまなざし。
苦悩の眉間。
目元涼しげな表情。
影のある寂しい眼差し。
悲しみをたたえた後ろ姿。
底を這うような孤独感。
やさぐれた態度。
何かに取りつかれたような怒り。
みーちゃんの演技が輝けば
輝くほど、主役の不幸が深くなる。
出番は多くないけど芝居の要です。
ショーでは、もう
これでもかって全力で踊る。
みーちゃんの本気のダンス。
一瞬、一瞬のすべてが素晴らしい。
きっと、
みーちゃんはいつもと変わりなく
こんな風にパワーを出して
踊っていたんだね。
みーちー大の宙組時代が
なんだか懐かしくて。
でも、花組が似合ってる。
カッコイイ花組男子です。