蘭寿とむさん、
宙組での長い2番手時代を経て、
花組でトップ就任。
花組の蘭寿とむとして全うされました。
タモさん時代に、
大人っぽい子がいるなと思ったのが最初。
『ミケランジェロ ―神になろうとした男- /VIVA!』で
新人公演主演。
本役はピッコロ。
石を運ぶ途中死んじゃうんですが。
子役なんですが、
その時から大人。
とても花組らしい人。
ダンスも、立ち姿も。
花組の華やかなホスト系満載だった
タモさん時代を経て
いつの間にか宙組へ。
タニちゃんの2番手時代から
ゆうひさんも支えて。
長い2番手時代。
蘭とむ2番手最強説。
あの大空祐飛さんでさえ
「スペシャル2番手って
とむみたいな事を言うんだと思った。
自分と一番近い所で実力のある人が
一緒に作品を創ってくれるっていうのは、
本当に幸せなことだなって。
今更だけど、
これが2番手さんかっていうのを
教わりました。」
って絶賛した蘭寿さん。
トップで花組返り咲き。
なんだか、ほっとした瞬間。
やはり蘭寿とむさんは花組。
蘭寿とむさんの宝塚人生が
報われたと思った瞬間。
けれど、
宙組にとっては
蘭寿とむさんを失うことは大きい。
また、実質、
落下傘トップになったから。
宙組はいつになったら
生抜きトップが生まれるんだろう。
それが、
かいちゃんの学年くらいで叶てほしい。
華々しい初代トップ誕生から
まだ、宙組からのトップは
娘役トップでさえ生まれていないから。