明日海りおの耽美的で退廃的な美少年ぶり。

それは、

ヴィスコンティの映画の

『ベニスに死す』でみた、

ビョルン・ヨーハン・アンドレセンが

演じる、少年・タジオか・・・・

そう、みりおさまの上杉謙信。


それは、それは幻想的に美しい。

透き通るようなその美貌。

美しい瞳の妖艶な流し目。

全てに於いて完璧な美少年である。


明日海りおさまの花組デビュー。

それは、キラリと

まばゆい美しさです。


花組の娘役が束でかかっても

みりおさまの美しさにはかなわない。

かすがだって、

薔薇の攻撃で足元ふらついちゃいます。

観ているこちらも薔薇攻撃に瀕死。


久々のみりおちゃんは、

美形攻撃で攻めまくります。

もう、観ているほうは、

アップアップ。

こんな美しいみりおさまを

花組に取られ月組危うし。


水仙丹前姿の花組男役衆。

なんていっても

紐をあやつる若衆姿の凛々しさ。

みりおさんの独壇場。


改めて思うのは、

みりおちゃんの圧倒的な美しさ。

もう、それしかない。

月組では薄化粧だったけど、

濃かったのは、

龍まさきさんに遠慮してたのかな。

なんて思いながら・・・・

まさみりではないみりお。

これからは単独売り。

ようやくの独立。

役替わりからの解放。

お互いがお互いに解放されて

これから大きく羽ばたくのね。


ゆうひさん風味の春風弥生さま。

カッコいい、みーさま。

息があがってましたが、

やはり、あの扮装であの武器。

大変なんだと実感。


蘭寿とむさま。

まだまだトップは譲れません。

貫禄を感じました。

二本の槍さばき。

本当にカッコイイ。