大空祐飛さんほど、トップになってから
作品に恵まれた人はいないと思う。
月組時代をへて花組へ。
そこでゆうひさんは再生する。
月組時代に何かが足りないと思っていた。
その最後の何かを花組でつかむ。
そして、宙組へ。
『カサブランカ』でトップお披露目。
そこから、大人の演者としての活躍。
ゆうひさんの『ヴァレンチノ』が素敵でした。
ラテンラバー。
レビュー『Apasionado!』
スパニッシュ&ラテン色満載のショーで
ヴァレンチノをモチーフにした、
その中の一場面。
あさこさんも演じましたね。
その時は、まさみりが
ヴァレンチノを称える歌で銀橋渡り。
帽子の扱いも粋でしたよ。
結果、そのヴァレンチノを演じたことで
ゆうひさんはルーディを演じることに。
杜けあきさん、かりんちょさんが初演。
骨太のルドルフ・ヴァレンチノ。
ゆうひんさんの持つ男役のすべてが
ここに登場って感じ。
強さも弱さも甘さも香も。
ゆうひさんは月組時代に「血と砂」で
ヴァレンチノが演じた作品に出ている。
縁があったんですね。
この時の相手役は、野乃すみ花さんと
ナターシャ役が七海ひろきさん。
このナターシャがよくて、
かいちゃんの都会的で自分勝手な
女性をインスピレーションって歌と共に
素敵に演じてました。
ゆうひさんの『ヴァレンチノ』
あさこさんの『華麗なるギャツビー』
両方、最後が、あれれみたいなんですが。
そんなことで終わりか・・・・
でも人生ってそんなものかもね。
なんだかんだ言っても、好きな作品です。