ミーマイの楽曲ってみんな素敵。


『ヘアフォードの週末』からはじまって、

もう、ワクワクしちゃいます。

素晴らしい幕開きの曲。

剣幸バージョンのCDが宝物です。


ヘアフォード家に入って、

『自分の事だけ考えて』

ご存知ジャッキーとジェラルドのナンバー。

ジャッキーがお金持ちになって、

お金で買えるものすべてを手に入れ、

トップに登り男を私の前に跪かせる。

なんて勇ましい歌でしょう。


『家付きの弁護士』

なんか、頼りなさそうなんですが。

ね、セドリックさん。


サリーが登場して、

『ミー&マイガール』

二人のタップシーンが可愛い。


乗馬で疲れたビルがビールを飲みに

調理場へ。

『英国紳士』

ヘザーセットと召使い、料理人、

メイドたちがビルの噂話を。

どうもウイリアム様は

上流社会の方とは思えない。

貴族様には見えない。

英国紳士とはとても思えない。

同感です。

この歌がビルの育ちの悪さを歌う

とても重要な歌なのに残念ながら、

天海祐希さんビルの時までで、

それ以降は1番の歌だけ

はしょってしまってから、

ビルの素行の酷さがわからない。


2番目の歌詞は


♪食べ物に しゃぶりつき

 ムシャムシャ 呑んじゃうよ

 お血筋は事実でも

 とんでもないこと言ったぞ


 彼は 乱暴で タフで ラフだよ

 どうみてもわからない

 貴族のタマじゃない

 とんでもない呆れた

 イングリッシュ・ジェントルマン♪


なるほど、ビルってひどいやつだ。

3番目はもっとひどくって


♪豆をみんなはじき飛ばした

 東へ 西へ 南へ 北へ

 飛ばした豆 目にあたった

 おお レディ・マーガレットさま

 お気の毒なマーガレットさま

 豆鉄砲とはかわいそう

 どうみてもわからない

 貴族のタマじゃない

 とんでもない呆れた

 イングリッシュ・ジェントルマン

 アン・イングリッシュ・ジェントルマン♪


まさおビルのとんでもないお行儀の悪さ。

それは正解なのですね。

天海ゆりビルも下品って言われていました。

幼稚で、下品で教養のかけらも感じられない。

お調子者で血筋が信じられないくらい呆れた奴。


使用人がここまで言うのだから

間違いなく育ちが最悪なことは事実でしょう。

そんなビルだからこそ

周りをかき乱して嵐を起こして

自分も周りも変えていくんでしょうね。


だから、この歌は絶対必要。

3番目まで歌ってほしい。

でないと、

血筋がものを言いますって

ビルの血筋がいいって

みんなが誤解しちゃう。

だって

ビルの血筋は話せないんだから。

よっぽど悪いってことよ。


そんなビルにジャッキーは

『あなたは私に夢を見させる』

絵画、文学、人生についての指南役。

でも、そんな勉強は

庭の隅でやっちゃったほうがいいかも。


サリーがビルの立場をわきまえて

『私の手を握って』

二人が手を取り合いながら歌うのが

なんともいえず好きです。


ビルが社交界デビュー

『ランべス・ウォーク 』

メイフェアにはメイフェアの歩き方があるように、

ランベスにはランベスの歩き方がある。


2幕の幕開き

『太陽が帽子をかぶっている』

素敵なタップナンバー。


『顎で受けなさい 』

面倒なことができたら顎で受けなさい、

そして苦い顔をしてスマイル~~


『一度ハートを失ったら 』

ハートの居所なくしたら・・・


貴族には貴族の義務がある

『ヘアフォードの歌 』


『愛が世界をまわらせる』

ジョン卿とビルが

愛がなければ生きられないって

酔っぱらって歌う。


『街灯によりかかって』

ランべスにサリーを追っていくけど。

サリーを探して悲しい幻想シーン。


本当に、

すべてのナンバー、みんな大好き。