宝塚劇場の『ベルばら』は終わっても
なかなか吹っ切れないのが
『ベルばら』の困ったところです。
アンドレについつい会いたくなって。
いろいろな方のアンドレを見まくりです。
やはり、
瀬奈じゅん・バージョンが好みです。
雪組でコムちゃんオスカルとの。
特別出演だったのだけど
これはアンドレ版の神でしょう。
あさドレは力強く、
ひたすらオスカル見つめる。
深く見透かすように見つめる。
オスカルが好きでたまらないって
顔に書いてあるみたい。
包容力ってこうだよって
言っているような
そのやさしい笑顔で
アンドレとして舞台にいる。
月組版ではなかったオープニングの
アンドレが男役従えて歌う
心の白薔薇
白き薔薇 清らかに
ひそかにしたうあの人の
その面影に似て
かぐわしく
なれど冷たい白き薔薇
心のトゲで身を守り
ひとりさみしく匂い咲く
あ~~~わがこころの白き薔薇
あ~~~ベルサイユの白き薔薇
この歌をなぜ、
龍真咲さんと明日海りおさんに
歌わせなかったのか。
本当に残念。
歌う瀬奈じゅんさんはマントサバキも
ホレボレの男前アンドレです。
改めて感動したのが
橋の上での別れのシーン。
銃弾に打たれて倒れる前に
橋の上の電燈に
背中をもたれかかるところが泣けた。
アンドレの死に方は演ずる人のよって
色々だけど、
これには参った。
あさこさんはすごい。