久々に和裁の断ち台をひっぱりだし、

絽の反物に鋏を入れた。


ここで、鏝(こて)がないことに気がつく。

押し入れいあるはずだけど、

定位置にない。

押し入れに中ひっくり返して探した。

出てくるのは、使わないものばかり。

アレも捨て、コレも捨て。

大掃除さながらの大整理。

これ、怪我の功名ってとこか。

押し入れがすっきり。

でも、鏝がない。

和裁には鏝は不可欠。

アイロンでできないことはないけど、

決めにはこれがないと。


探したけど諦めた所で、

玄関口の整理棚開けたら、

あったビックリマーク

きっと、もう使わないと思って、

お片づけしたのでしょう。


さ、鏝の準備をして、

しるし付けをする。

袖二枚。

身頃二枚。

衽と衿分。


黒い細い縞模様の

江戸小紋柄。


鏝でしるし付けたものの、

模様が細かい縞なので、

わかりずらい。、

要所要所を糸でしるし付け。


とりあえず、背縫いは袋縫いして、

繰り越しをつまんで、脇縫いまで。


後は、ぼちぼち時間をみて衽を付けて

襟付け。

最後にくけ仕事。


あ、袖縫わないと・・・・

ま、ぼちぼちします。


七月までまだ日にちがあるので。