LaLaテレビで放送中の『赤毛のアン』

1985年 カナダ版だ。

この主人公のアンをめぐる、

すべての配役がベストだと思っている。


お話はもうご存知だと思うけど、

プリンス・エドワード島に住む

マシューとマリラの老兄妹は、

男の子を養子にしようとするが、

手違いでやって来た赤毛の少女アン。
物語はここからはじまる。


マシューもマリラも困惑しながら

アンを受け入れる。

この最初のさまざまなシーンが好き。

小説でもそうだけど、

マシューと馬車に乗って駅から

グリーン・ゲイブルスへ。

その風景の素晴らしさ。

もう、心はすぐに・・・・

アンになってしまう。


なんといってもマリラとマシュー。

マリラの凛とした立ち姿や

頑固だけど柔軟なところ。

マシューの恥ずかしがり屋で

寡黙だけど、アンに甘いところ。

アンが憧れていたパフスリーブの

素敵なドレスを買ったり、

真珠のネックレスを買ってあげたり。

孤児院育ちのアンがどれだけ感謝したことか。


ギルバートとの時間をかけた初恋。

アンはいつ頃、

ギルバートに恋してる自身の気持ちに

気がついたのかしら。

いつもそれが気になる。


アンの青春、アンの結婚と話は続くけど

赤毛のアンはグリーン・ゲイブルス。

それがすべてだと思っている。

素晴らしいグリーン・ゲイブルス。

プリンス・エドワード島こそが

赤毛のアンだと思うから。