宙組
宝塚グランドロマン
『美しき生涯』
-石田三成 永遠(とわ)の愛と義-
作/大石 静 演出/石田昌也

レヴュー・ロマン
『ルナロッサ』
-夜に惑う旅人-
作・演出/稲葉太地


JCB貸切の日。

日曜日の公演で空席が

これほどあったのは、

正直言って初めて。

日曜はいつも満席なのに。


でも、お芝居の方は

良くなっていて

思わず泣いてしまった。

お茶々さまが、

わめくような元気溌剌な

御自慢の演技を少し抑えていて

これはとても効果があった。

ヒロインは抑え気味の方が

哀しみを称えていいと思う。


石田三成のゆうひさんの

哀愁はますます磨きがかかって

義と愛との苦悩に拍車がかかる。

その上、

忍び役の凰稀かなめさんとの

並びはとても色気があった。


ショーは月組時代の名残か、

貸切仕様のヒゲ祭り。

月組はアフロ祭りが有名ですが

ヒゲできました。


ゆうひさんを中心に

大階段から降りてくる男役陣。

ゆうひさんと前列がヒゲ。

え~~~~~~~

ヒゲぇ~~~~~~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・

み、み、みんなもだ~~~

みんな、ヒゲだ~~~~


もう場内大爆笑。

ヒゲのまま澄ましてダンス。

ゆうひさんだけ、アゴにも。

そのままデュエットダンスに

突入かって思ったら

振り向きざまにヒゲを取り

下級生に渡していた。


ヒゲ効果か今日のショーは

一致団結していて

すべてのダンスがよかった。

楽しくて、面白くて

観劇仲間と大笑いしながら

帰った。