今日の観劇、本当によかった。

友人観劇仲間6人と行ったけど、

みんなで感激した。

帰りは、みんなマスカラはがれて

大笑い。

感動して泣いちゃったんだもの。


帝劇開場100周年記念。

今井清隆さんのジャン・バルジャン。

ごめんなさい、

いままで太りすぎとか、

でくの坊なんて言って失礼しました。

歌、演技共に素晴らしいジャン・バルジャン。

その、存在感は大きかった。


ジャベールは鹿賀丈史さん。

この、やりどころのない役に、

命を吹き込みました。


エポニーヌは島田歌穂さん。

言うことなし。


フォンテーヌ、岩崎宏美さん。


マリウス石川禅さん。

その若作りが今回の最大の見せ場。


待ってました、ツレちゃん、

テナルディエ夫人役。

この悪役、嫌みなく演じて

なおかつ、やりすぎない。

やりすぎてしまう所ですが、

やる過ぎないところがツレちゃん。

さすがです。

ツレちゃんが楽しんで演じてるのが

感じられて、こちらも、うふふふふっ。

ツレちゃんを舞台が必要としている。

そう感じました。


役者が一枚上って言葉、

本当によくわかりました。

同じ演目なのに、

同じ演目に思えなかった。

同じような内容だけど、

見えるものが違う。

この作品のそれぞれの場面が、

息吹き返してました。

途中で鳥肌がたったんですもの。


今回のスペシャルバージョン、

観劇できて幸せ。

この幸せを感じたいために、

劇場に足を向けてるんだって

思った。


S席13500円、安いと思った。

こんな舞台なら、なんどでも行きたい。


帰り途、

石川禅さま若づくりの話題で盛り上がり。

カツラが不自然だとか、

目張りが太すぎだとか、

コゼットとの年齢差だとか・・・

言いたい放題。

でも、

コゼットに対する細やかな愛情は

禅マリウスがダントツ。

改めて、みんなが禅さまに

好感を持っているのがわかりました。


この中に、

フォンテーヌ役で、

和音美桜さんが参加してくれていたら

悲しみが一層引き立ったことだろう。

『夢破れて』の歌唱力。

たっちんのフォンテーヌは、

だれと見比べても見劣りしない。

素晴らしい役者さんだと改めて思った。