京都、北野天満宮の前で三百二十数年続く
粟餅(あわもち)。
京都の名物数々あれど、
まず、一番に上げたいの北野の粟餅。
創業は、寛永十五年(1638年)以前という老舗。
京都に行って、必ず立ち寄る店。
店に入り席に着いたら、
店の人が、すぐ餅を丸めて作ってくれる、
天下一品の粟餅とお茶。
材料は粟に餅米、小豆、大豆、砂糖。
それだけ。
このシンプルな形、味は、
究極の和菓子。
美味しいので、ついつい・・・
お代わりください。
だって、きなこの色が輝く黄金色。
好みは、きなこ多め。
あんこ3個、きなこ2個が定番だけど、
頼めば逆の数にしてくれる。
一人前510円。
お代わりして食べて、
それでも買って帰りたいおみやげ。
粟餅のおみやげ買わないと、
家族にお叱りを受けます。
買って帰っても、
すぐ食べる。
本当に、生ものだからすぐ食べないと、
堅くなる、生きてる餅です。
だから、
お店で食べるのが一番美味しい。
洋菓子に和菓子、
お菓子のすべてのジャンルを総て
引っくるめても、
北野の粟餅が日本一。
いえいえ、世界一。
いやいや、宇宙一のお菓子だと
思います。