切支丹灯籠をたずねて 目黒の切支丹灯籠大鳥神社境内にある、織部灯籠。 織部灯籠とは…? 江戸時代の茶人、古田織部好みの灯籠。 茶席でつくばいを照らすために用いられた。そのため、地面に埋め込んで使えるように作られている。 柱の部分が横に張り出しており、十字架のように見えること、刻まれた地蔵菩薩をキリストに見立てている説などから、切支丹灯籠とも呼ばれる。こちら、大鳥神社の織部灯籠は、島原藩主の下屋敷にあったものを、後にこの地に移したとのこと。長崎島原と言えば、キリシタン信仰と関わりが深そうです。(大鳥神社の大木)隣接する寺院、大聖院は、近代的に整備されたお寺。その入り口にも、織部灯籠がありました。先ほどと同じ、島原藩主の下屋敷にあったものだそう。こちらは、目黒区教育委員会により隠れ切支丹のものとされています。 目黒の地名 千代が崎(ちよがさき)www.city.meguro.tokyo.jp(千代が崎、松平主殿頭屋敷内の灯籠)