三猿の庚申塔 | 夢見がちの…
自宅から一番近いところにある
庚申塔を撮影してきました。

向かって左から、
言わざる、聞かざる、見ざる
の三猿が彫られています。
猿の下には、
塔を建立した人たちの名が
彫られています。
(モザイクを掛けました。)
年号は「延宝」、1670年代です。
シンプルさが逆に目を引きます。
こちらは以前、別な場所で見た
フル装備の庚申塔。
多くの腕に武器を持った
青面金剛、頭上には太陽と月。
足もとには邪鬼を組み敷き、
左右に童子を従えています。
そして台座に描かれている三猿。
ここまで立派なものは、
今のところ他に見掛けません。
最初の、
三猿が彫られた庚申塔から
ほど近い、寺院のお堂の裏手。
姿がよく分からなくなった像と並んで、
青面金剛像がありました。
(向かって右端)
かなり傷んで、
修復された痕もありますが、
昭和五十二年奉納の文字が…
ちょっと謎です。
スモモの実が落ちていました。
桜より少し早くここに咲く
白い花は、スモモだったようです。
咲き始めたギボウシ。

