千手山の石仏。

頬づえをつき、片膝を立てた像。

よく見る十六夜供養の

観音像に似ていますが、

頭上の冠がなく、

胸の辺りの着衣も異なるようです。

 

こちらは青面金剛。

腕が多数あり、憤怒の表情。

足元には三猿。

 

他にも気になる

石仏、石塔はたくさんあります。

 

建屋におおわれた、石仏。

お顔がよく見えないので近寄ります。

柔和な表情。

 

脇の石仏もかなり気になります。

 

はにかむような、

少し困ったようにも見える表情。

 

左の石塔は、「六十六部」と読めます。

全国を回っていた、

行者と関連があるもののようです。

中央のものは

十六夜観音のようですが、

台座から外れてしまって

いるかもしれません。

 

 

境内にはまだまだ多くの

石仏、石塔がありました。

 

時を経て、場所を移動されたり、

刻んだ文字が読めなくなったり、

その由来がよく分からないものが

多いようでした。