会津盆地の向こうに見える、
背あぶり山の風力発電所。

 
中田観音から、少し歩いて
次のお寺を目指します。
 
 
お寺はあちらだそうです。
この辺りの地名は、雀林。
「じゃくりん」ではなく
「すずめばやし」だそうです。
 
上り坂の集落を過ぎて、
山門にたどり着きました。
雷電山法用寺、
「雀林観音」とも呼ばれます。
 
会津三十三観音の
第二十九番札所。
 
古びていますが立派な山門。
へびの形のしめ縄が目につきます。
仁王像は本堂に保管されているそう。
 
山深い境内。
 
どっしりとした本堂がありました。
こちらに本尊の観音像が
まつってあるのでしょうが、
中は見られませんでした。
 
正面からの写真は、
西からの逆光を受けて
フレアが入ってしまいました。
 

 

 

 
このお寺にも狛犬がいました。
 
 
境内はまだ奥がありそう。
池の向こうに塔が見えます。
 
会津では唯一と言われる
三重塔です。
この地域は冬は雪に閉ざされます。
 
 
子安地蔵堂。
ここには別ルートからの
山門がありました。
 
境内には、神社もまつられています。
 
古来、仏教だけでなく
修験道の集まる地でも
あったようです。
 
連休中でしたが、
このお寺には私たち以外
たまたまなのか誰もおらず、
静かなひととき…
 
会津の昔の姿に
思いをはせました。
 
只見線を利用しましたが、
交通の便はよくないです。
 
午後1時台の電車に乗ると、
帰りは5時近くまで電車がない…
 
路線バスもありますが、
やはり本数が少ないです。
 
今回は只見線に
乗車するということも、
目的のひとつだったので
よしとします。
最寄り駅、只見線根岸駅。
単線のホームにこの待合室のみ。
駅員はおらず。