「市川猿之助 春秋座特別舞踊公演」より、
「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」
を視聴しました。

〈配役〉
吾妻の与四郎⋅⋅⋅市川猿之助
禿(かむろ)たより⋅⋅⋅中村壱太郎
浪花の次郎作⋅⋅⋅弘太郎改め市川青虎

初演は天明8(1788)年といいます。

元は長い芝居の一場面でしたが、
現在はこの場面のみが
舞踊劇として独立して残っています。

天明期の歌舞伎に特有の
おおらかさを感じます。


特に壱太郎さんの禿たよりは、
かわいらしい中に、古風な
独特の存在感がありました。


後見は、
市川段之、市川三四助、中村光。