歌舞伎座、七月大歌舞伎、第一部。
「當世流小栗判官
(とうりゅうおぐりはんがん)」。
運命に翻弄される
小栗判官と照手姫の物語。
通し狂言ですので
本来4時間超えの上演時間。
今回は、2時間ほどに
まとめられています。
今回は、大人数の出演者。
遊行上人と同行の僧の祈りは、
特に見ごたえがありました。
コロナ禍では、
出演者の数を少なく絞ったり、
楽屋の滞在時間なども、
短く区切ったりなど
感染対策が取られてきました。
感染状況を見ながら
制限を少しずつ緩め、
今回は、多くの出演者。
部をまたいでの出演も、
OKとなったそう。
その矢先、楽屋内で
多くの感染者が出たため、
この公演は残念なことに、
途中で打ち切りとなりました。
(こうして映像で見られることに感謝。)
8月公演からは、
客席の制限が緩められ、
ほぼ全席販売とのこと。
(この2年間は、
席を開けての販売でした。)
今後も感染症は長く続くことを考え、
感染対策を取った上で、
以前のような形に
戻っていく流れでしょうか。