2021年も終わり。

思い返すと、
激動の1年だったような⋅⋅⋅
平凡な1年だったような⋅⋅⋅


歌舞伎の舞台もコロナ禍により、
変化を求められました。

以前の昼夜制から、4部・3部制へ。
客席数を一席置きに減らしての公演。

この客席数について歌舞伎座では、
来月より多目に配置されるという、
うれしいニュースもあります。


(基本2人ずつ、一席置きのようです。)

少しずつでも、
元に戻りつつあるのは喜ばしいことです。

ただ、自分自身劇場に赴いて
心から楽しめるようになるには、
まだ時間がかかりそうです。


例年、その年の自分の観劇記録を
まとめて掲載していましたが、
この1年はとうとう、
劇場に行くことなく過ぎてしまいました。

しかしながら、配信による、
舞台の視聴がすっかり定着しました。

また、トークの配信や、
SNS、特にインスタライブ視聴を通して、
役者さんを身近に感じることができた
1年ではありました。




こちらは以前撮影した、
歌舞伎座の絵看板。

この絵看板を描いていた
鳥居清光さんが、今年亡くなりました。

鳥居清光さんは、鳥居派では
初の女性浮世絵師として、
長年活躍されてきました。

細かく描き込まれつつも、
おおらかな味わいのある絵看板でした。