シネマ歌舞伎「女殺油地獄
(おんなごろしあぶらのじごく)」視聴。

アマゾンプライムビデオでのレンタルです。


その時々を、刹那的に生きる与兵衛。
甘やかされた ぼんぼん育ち⋅⋅⋅

放っておけず、
なにかと世話を焼くお吉。

わずかのうちに歯車が狂い、
暴走する与兵衛。


油まみれになりながらの、
壮絶な殺しの場面、息を飲みます。
シネマ歌舞伎ならではのアングルも⋅⋅⋅




もうひとつ、
先日、テレビ放送されたこちらも
録画で視聴しました。
片岡仁左衛門一世一代の「油地獄」。
2009年6月、歌舞伎座にての上演。

こちらもシネマ歌舞伎化されていますが、
今回は、NHKの録画放送です。

仁左衛門丈の与兵衛。
見た目の若さというより、
その心持ち、
表現による若々しさに圧倒されます。
(当時、60代後半。)

そして、殺しの場面の狂気の表情には、
心がゾクッと冷えました。