今日の町なか歩き | 夢見がちの…
自宅から、町なか歩き。
水路沿いの道。

この石垣は
近年組まれたもののようですが、
お堀の用水路が元からあり、
その地形が残されているようです。
城下エリアの外れにある、雷電宮。

住宅地の中にあります。
この辺りは過去には、
武士の家々が立ち並んでいた
場所らしいです。
向かい側には、
菊の花に埋もれた十九夜の供養塔。

十九夜は、月の十九夜の晩に
地域の女性たちが集まり、
安産や子育ての安全を祈ったもの。
月が昇るまでの間、
念仏を唱えたり、
飲食やおしゃべりを楽しんだそう。
こういった月待ちの信仰は、
十三夜、十六夜などと、
各地に残るようです。
本県栃木では、
十九夜が主流だったようで、
気をつけて見ると、
神社仏閣の片隅などに
供養塔があることに気づきます。
さらに歩いて、
町外れまで来てしまいました。

畑の脇のお茶の木。

杉の木に囲まれた
小高い丘は、愛宕神社。

城の裏鬼門を守る社だったとのこと。
家を出るときは曇っていた空が、
晴れ渡ってきました。

歩数計は、
一万歩にやや満たないくらい。
よく歩きました。

