夕方、大きな雲から漏れる光がきれい。
天使の階段。
植えたばかりの水田に、
空が映ります。


感染者の報告数も少なくなり、
(本当のところはどうなのだろう⋅⋅⋅)
緊急事態宣言明けに向けての
動きが始まりそうです。

これまで当然だったことが
当然ではなくなる、
そんな考え方、行動様式が
求められているように思います。


歌舞伎の舞台を見に行けるのは、
いつのことになるのだろう⋅⋅⋅

観客はもとより、
演じる役者の皆さんの安全が確保されるのは、
まだ遠い道のりと感じてしまいます。
 

歌舞伎の役者さんは聞くところによると、
歌舞伎座などの座館や、
松竹などの興業会社と
雇用関係があるわけではないようです。

ひと月のお芝居が開くことによって、
契約が結ばれる、
いわば個人事業主なのだとか。

劇場が開かず、
お芝居が絶えてしまっている今は、
非常にまずい状況。


そのような中ですが、
役者の皆さんはSNSなどで
思いを発信してくれています。

中村梅乃さんのインスタグラム。
インスタライブを視聴しました。

舞台ではしっとりした女方の梅乃さんですが、
素顔は大学の先生のような雰囲気。
(左)緊張気味だった坂東やゑ亮さん。
(右)同じ梅玉一門の莟玉さん。


他には、尾上緑さん。
読書好きの女方として、
記事をアップされていますが、
今回は「♯台本チャレンジ」として、
舞台の思い出や裏話を。


市川門之助一門の瀧昇さん、卯瀧さん。
特に卯瀧さんは昨春、
歌舞伎俳優の研修を終了し
瀧乃屋(門之助一門)に入門したばかりの役者さん。


歌舞伎は、
主役の役者だけでは成り立たないもの。

今後の歌舞伎を支えていく
彼らのような若い世代が、
希望をもてる歌舞伎界でありますよう。