初秋を告げる花 | 夢見がちの…
日差しが強く、
歩き続けると汗が流れます。
とは言え、
真夏の暑さとは異なるさわやかさを
どこかに感じます。
公園の林の脇の植物も、
初秋の装いに。
ヤブマオの花が咲いていました。

ヤブマオ〈藪苧麻〉。
カラムシの近縁種であり、
かつて、同じように
繊維を取るために使われた植物。
こちらは、つる性の植物。

サオトメバナ〈早乙女花〉
というかわいらしい名前。
またの名をヤイトバナ〈灸花〉。
中央が赤いところを、
お灸の跡に見立てたよう。
しかし上記は、仮の名。
正しい植物名は、
ヘクソカズラ〈屁糞葛〉というひどい名。
実をつぶすと
嫌な匂いがするからのようです。
こちらは、ノゲシ〈野芥子〉の仲間。

ケシの花には
あまり似ていませんが。

