周囲の木々の緑を鏡のように映し、
水面をのぞき込めば、
底まではっきりと見える澄んだ池。
佇んでいるだけで、癒されます。

ここは、
出流原弁天池(いずるがはらべんてんいけ)です。

大慈寺、村檜神社の次に、
こちらを訪れました。


水辺のミズバショウ、
⋅⋅⋅いや、これはカラーですね。

弁天池のほとり、
神橋を渡ると、湧釜神社がありました。

そしてそのお隣、
磯山弁財天、また出流原弁財天とも呼ばれます。
赤い山門、
そして石段を登った上に、
本堂があります。

本堂に納められた額。
「文化」、「嘉永」など
古い年号が書かれています。

本堂からの眺め。
晴天の日は、関東平野一望だそう。
この本堂は、山の中腹に建てられ、
その造りは京都の清水寺にも似ています。

弁財天、その使わしめの白蛇を祀り、
地元での信仰は厚いようです。

栃木県佐野市出流原町。

弁天池から豊富に湧き出す水を利用し、
フィッシングセンター(釣り堀)、
名水豆腐の工場、
こじんまりとした温泉旅館も数軒あります。


桜どきということもあり、
家族連れやグループで、
たくさんの人が訪れていました。