久方ぶりの歌舞伎座へ。
昨年11月以来なので、約半年ぶり。

街路樹の枝がかなり伸びてきています。
四月大歌舞伎、昼の部を観劇。
「西郷と勝」は、
真山青果作「江戸城総攻」から、
西郷吉之助と勝麟太郎の件を抜き出して上演するもの。
「裏表先代萩」は、
元々あった「伽羅先代萩」をもとに、
世話場を付け加えた作品。
今日は1階2列目、やや上手寄りの席で観劇。
(この緞帳は「水辺の四季」。
今日の座席はコチドリの親子の前。)
今月は各地で、
歌舞伎公演が多く行われています。
名古屋御園座は高麗屋の襲名披露、
大阪松竹座は「ワンピース」、
四国こんぴら歌舞伎では成駒屋の襲名披露。
そんな中で歌舞伎座は、
菊五郎丈、仁左衛門丈を上置きに、
ベテラン世代での公演です。
20代の若手は、梅丸のみ。
女方も時蔵、孝太郎、上村吉弥のみ、
ほぼ出ずっぱりのようです。
普段出番が短くてもったいないと思っている、
市村萬次郎丈、河原崎権十郎丈の活躍の場が多く、
うれしかったです。
充実した、濃い舞台でした。
観劇の感想はまた、綴っていきます。