道路わき、山裾をおおうように咲いていた、
ナガミヒナゲシ。
よく見るともう、たくさん種ができています。
今年はやはり花どきが早いようです。

桜の散る頃から、
5月の連休頃まで咲き続ける可愛らしいケシの花。



この花の存在に気づいたのは、
おそらく平成になってだいぶ経ってから。
「ナガミヒナゲシ」という名を知ったのは、
もっと後のことです。

近年、急に範囲を広げた帰化植物だそうです。

いわゆる「育ててはいけないケシ」とは異なり
阿片成分は含まれていないそうですが、
他の植物を駆逐するほどの
繁殖力があるそうです。

可愛らしい花には、何の罪もありませんが、
環境への影響を考えると複雑です。