歌舞伎座では、先月に引き続き
高麗屋の三代襲名披露公演。
今日1日が初日。
新⋅幸四郎の熊谷直実、想像がつきにくいのです。
こういった重厚な役を演じていくのは、
高麗屋としての宿命です。


博多座は花形歌舞伎。

「磯異人館」が上演されます。
幕末の薩摩藩、
薩摩切子の職人精之介と
琉球王女瑠璃の悲恋を軸とした物語。

歌舞伎座で2007年の8月に上演されたときには、
精之介は勘九郎(勘太郎の名でした)、
瑠璃は七之助、まだ20代半ばの二人でした。

私自身、歌舞伎を10年近く振りに見たのがこのとき。
以前はまだ子どもだった中村屋兄弟が
大人になって演じているのを初めて見た舞台
ということもあり、強く印象に残っています。

今回の博多座では、
精之介を橋之助が、瑠璃を児太郎が演じます。
一回り若返っての上演になります。


システィーナ歌舞伎。
徳島県鳴門市にある、
システィーナ⋅ホールという会場で行われる歌舞伎公演。
愛之助と壱太郎により、
この時期恒例のように行われているようです。