もうひとつの「八幡祭」は、
河竹黙阿弥作の「八幡祭小望月賑」
(はちまんまつりよみやのにぎわい)。
1995年11月国立劇場での公演。
縮屋新助⋅⋅⋅松本幸四郎
美代吉⋅⋅⋅中村福助 という配役。

幸四郎さん、お若いです。
河竹黙阿弥作の「八幡祭小望月賑」
(はちまんまつりよみやのにぎわい)。
1995年11月国立劇場での公演。
縮屋新助⋅⋅⋅松本幸四郎
美代吉⋅⋅⋅中村福助 という配役。

幸四郎さん、お若いです。
福助さんも初々しさが残る感じ。
この公演、
手元にチケットの半券が残っており、
確かに見たはずなのですが、
残念ながらあまり覚えていません。
「八幡祭小望月賑」
作:河竹黙阿弥
初演:万延元(1860)年 江戸中村座
〈あらすじ〉
越後の縮売りの新助は、
深川八幡の祭礼の雑踏で助けられたお返しに、
仲町の芸者・美代吉の難儀を救います。
美代吉は翌日、永代橋が落ちたときにも
手元にチケットの半券が残っており、
確かに見たはずなのですが、
残念ながらあまり覚えていません。
「八幡祭小望月賑」
作:河竹黙阿弥
初演:万延元(1860)年 江戸中村座
〈あらすじ〉
越後の縮売りの新助は、
深川八幡の祭礼の雑踏で助けられたお返しに、
仲町の芸者・美代吉の難儀を救います。
美代吉は翌日、永代橋が落ちたときにも
新助の舟に救われます。
生真面目な新助は美代吉に一目ぼれ。
舟の上で新助は、
美代吉に浪人者の情夫・新三郎がいると知りつつ、
思いを打ち明けます。
驚く美代吉は、命の恩人ゆえ無下にも断れず、
新三郎の帰参が叶ったらとうなづくのでした。
新三郎の帰参のために
生真面目な新助は美代吉に一目ぼれ。
舟の上で新助は、
美代吉に浪人者の情夫・新三郎がいると知りつつ、
思いを打ち明けます。
驚く美代吉は、命の恩人ゆえ無下にも断れず、
新三郎の帰参が叶ったらとうなづくのでした。
新三郎の帰参のために
五十両という大金を用立てる新助。
故あって新三郎から愛想尽かしをされた美代吉は、
こんどは新助を冷たくあしらい、
故あって新三郎から愛想尽かしをされた美代吉は、
こんどは新助を冷たくあしらい、
満座のなかで恥をかかせます。
落胆した新助がその金で手に入れたのは、妖刀村正。
血潮を好むというこの刀を手に入れた新助は、
次々とひとを殺し、
落胆した新助がその金で手に入れたのは、妖刀村正。
血潮を好むというこの刀を手に入れた新助は、
次々とひとを殺し、
美代吉をも手に掛けてしまうのでした。
〈国立劇場1995年11月公演チラシより〉
今では「八幡祭小望月賑」は、
隠れた名作。
1995年国立劇場の公演は、約20年振りの公演。
その後同じ幸四郎・福助丈で
1年後、5年後に再演、再々演されて以降は、
上演が絶えています。
新歌舞伎である「名作八幡祭」との、
感触の違いを味わってみたいものだと思います。
〈国立劇場1995年11月公演チラシより〉
今では「八幡祭小望月賑」は、
隠れた名作。
1995年国立劇場の公演は、約20年振りの公演。
その後同じ幸四郎・福助丈で
1年後、5年後に再演、再々演されて以降は、
上演が絶えています。
新歌舞伎である「名作八幡祭」との、
感触の違いを味わってみたいものだと思います。