キミガヨラン。


昔、小学校の庭に植えられていました。
鋭くとがった葉先と、
よくクモの巣が張っていることから、
ちょっと苦手な植物でした。



しかし季節が来ると、
造花のようにきれいな純白の花が咲き、
意外な感じがしました。

ここは古城址の公園、(→⭐)
周囲の梅の木も相当な古木のようですが、
このキミガヨランも
いつの時代に植えられたものでしょう。



キミガヨランは明治期に
日本に導入された植物。
日本の風土に合っていたようです。

しかし、植物にも流行があり、
新しい施設や公園では、
キミガヨランはほぼ、見かけません。

昔からある学校や神社、
古い駅舎のそばなどで
育っているのを見たことがあります。


この公園では他にも⋅⋅⋅

花後のテッセン。


これは、落花した柿のへた。


木漏れ日の当たったヤツデ。



木陰の花壇にひっそりと咲く
ホタルブクロ。