團菊祭五月大歌舞伎昼の部、観劇記録続き。

最後の幕は「魚屋宗五郎」。
尾上菊五郎丈の至芸。
妹の死を嘆き悲しみながら
じっと堪えていますが、
酒の勢いで怒りに変わり、
殿様のお屋敷に押し掛けます。
禁酒のはずの宗五郎が酒を飲み
酩酊するまでの段取り、
いつ見ても、うまくできています。
チームワーク抜群です。
おかしさの中にも
宗五郎の悲しみ、怒りが伝わってきます。
殿様の屋敷の玄関先で、
心情を訴えるところも極々自然で、
実際に酔ってこんな風に
くだを巻いている人がいそうです。
酒乱ではあるけれども、
お酒を飲まなければ
誠実でいい人なんだろうな⋅⋅⋅と。
女房のおはまとの
仲睦まじい様子もうかがえ、
可愛らしさのある宗五郎でした。
舞台の上にいるのは、
宗五郎という人そのもの⋅⋅⋅
そんなふうに感じました。
(この感覚は、昨年の「仮名手本忠臣蔵」の勘平、
2月の「四千両」の富蔵などでも同様でした。)

最後の幕は「魚屋宗五郎」。
尾上菊五郎丈の至芸。
妹の死を嘆き悲しみながら
じっと堪えていますが、
酒の勢いで怒りに変わり、
殿様のお屋敷に押し掛けます。
禁酒のはずの宗五郎が酒を飲み
酩酊するまでの段取り、
いつ見ても、うまくできています。
チームワーク抜群です。
おかしさの中にも
宗五郎の悲しみ、怒りが伝わってきます。
殿様の屋敷の玄関先で、
心情を訴えるところも極々自然で、
実際に酔ってこんな風に
くだを巻いている人がいそうです。
酒乱ではあるけれども、
お酒を飲まなければ
誠実でいい人なんだろうな⋅⋅⋅と。
女房のおはまとの
仲睦まじい様子もうかがえ、
可愛らしさのある宗五郎でした。
舞台の上にいるのは、
宗五郎という人そのもの⋅⋅⋅
そんなふうに感じました。
(この感覚は、昨年の「仮名手本忠臣蔵」の勘平、
2月の「四千両」の富蔵などでも同様でした。)