丘の上の公園の、藤の花。
一番目立つ場所にある藤棚。

これは、他の樹木に巻き付いた藤。

野生の藤のようで、
藤棚に比べて素朴な雰囲気。
奥まった場所の藤棚。

花どきの藤の木の周りには、
蜂がたくさん飛んでいるので
あまり長居できませんが···。
藤の花を見ると思い出すのが、
歌舞伎舞踊の「藤娘」。
いろいろな方の「藤娘」を拝見しました。
古くは尾上梅幸丈、先代中村芝翫丈、先代中村雀右衛門丈。
そして、玉三郎さん、時蔵さん。
玉三郎·七之助コンビでの「二人藤娘」もありました。
近くは、児太郎さんのフレッシュな「藤娘」も。
真っ暗な舞台に鼓唄が流れ、
パッと照明がつくと藤の精が立っている···
という演出は、夢見心地にさせてくれます。
雛人形でも「汐汲」や「娘道成寺」と並び、
よく題材にされています。
