今日は1日薄曇りのお天気。
日差しがない分、肌寒く感じます。

雨は降らなかったのに、
夕方には辺りに もやが掛かり、
春めいた空。

この明るさで、5時半です。
日がのびました。


二十四節気では、昨日から「啓蟄」。
冬ごもりをしていた虫たちが、
地中から這い出す頃。

先日撮った桜の写真。

よく見たらもう、
ハナアブが活動していました。


啓蟄と聞くと思い出す昆虫がいます。
数年前に出会った、こちら。


まだ寒さも感じる木立の下を、
トコトコと歩いていました。
そのときは、羽根のちぎれた蝶、
ちょっとかわいそうと思っていました。

後で調べると、テングチョウ。
羽根がちぎれたわけではなく、
こういう蝶だそうです。

成虫で冬を越し、
暖かい日には日光浴に出てくるそう。

このとき以降、
テングチョウを見掛けることはなく、
けっこうレアな蝶なのかもしれません。

ちなみに、テングチョウという名は、
鼻先が天狗のように長いからだそう。