先週末、丘の上の公園では
水仙が咲き始めていました。




水仙の花はギリシャ神話では、
自分しか愛せない美少年ナルキッソスの
生まれかわりということになっています。



日本ではどうかと言うと…

長唄「水仙丹前」では、
『水仙の花の姿や 若衆振り…』
と唄われています。

清元「傀儡師」では、
八百屋お七の恋い焦がれた相手、
吉三のことを、
『見る目かわゆき水仙の…』
と唄っています。

日本でも水仙は男性、
しかもすっきりと姿の美しい様子を
表しているようです。


庭の水仙も咲きだしました。
昨年に比べて花の数が少ないようです。

春先に咲く球根の花は、
冬の寒さに当たることにより
蕾を形成すると聞いたことがあります。
この冬は比較的暖冬だったため
蕾が少ないのでは…と思いますが
どうなのでしょう。