お茶の花、公園の一角に生垣がありました。

白い花弁に橙色のおしべが目立ちます。
秋から初冬にかけて花をつけるのでしたっけ…。
私が子どもの頃には、自宅や近所の家の生垣に
茶の木が使われていました。
聞くところによると、昭和30年代後半までは
茶摘みが行われていたそうです。
摘んだ葉は仲買人が持っていき、
製茶したものを届けてくれるシステムだったそうです。
その後、茶摘みをすることが廃れ、
道路拡張や新築の際に茶の木は切られてしまったようで
今では家の回りではほとんど見かけません。
こちらはお茶の実。

ツバキやサザンカに近い種類なので、
実の雰囲気も似ています。