9月も半ば過ぎ、今月東京での歌舞伎は2劇場です。
歌舞伎座は秀山祭、過日、昼の部を観劇しました。
夜の部は玉三郎さんの「伽羅先代萩」の通し上演です。
そしてこちら、赤坂大歌舞伎。

中村勘九郎さんの「操三番叟」、
七之助さんの「お染の七役」、
いずれも華やかな演目です。
「操三番叟」はリズム感がよく、身体能力の高い勘九郎さんが
力いっぱい踊り込んでいくことでしょう。
「お染の七役」は、華やかな若女形に成長している七之助さんに
ぴったりの演目です。
七之助さんは今回の「お染の七役」について、
「大切なのは、七役を演じ分けることと、
どう、それぞれの役になっているか」と述べられています。
見た目の華やかさだけでなく、
役への気持ちの入れ方を重視しているようです。
通称「お染の七役」、本名題は
「於染久松色読販」(おそめひさまつうきなのよみうり)、
商家のお嬢様のお染、丁稚久松、奥女中、芸者、
お染の母、伝法な女性お六、田舎娘のお光、
この七役を早替わりで演じる楽しい演目です。
これまで何人かの役者さんで見ました。
*2011年 市川猿之助さん(当時、亀治郎)*
どの役も人を魅きつけるオーラがありましたが、
特に気が違ったお光の踊りが哀切でした。
*1993年 中村福助さん*
若く華やかで、「お染久松」の王道を行く感じでした。
*1991年 市川猿之助さん(三代目、現・猿翁)*
珍しい女形を中心とした役々でしたが、
どの役も説得力がありました。
*1990年 澤村藤十郎さん*
現在は長く舞台を離れていらっしゃいますが、
当時は、八月納涼歌舞伎の常連でした。
珍しいところで、「お染の五役」、
お染、久松、お光、お六と、夏芝居らしく何と、
雷での登場でした。
歌舞伎座は秀山祭、過日、昼の部を観劇しました。
夜の部は玉三郎さんの「伽羅先代萩」の通し上演です。
そしてこちら、赤坂大歌舞伎。

中村勘九郎さんの「操三番叟」、
七之助さんの「お染の七役」、
いずれも華やかな演目です。
「操三番叟」はリズム感がよく、身体能力の高い勘九郎さんが
力いっぱい踊り込んでいくことでしょう。
「お染の七役」は、華やかな若女形に成長している七之助さんに
ぴったりの演目です。
七之助さんは今回の「お染の七役」について、
「大切なのは、七役を演じ分けることと、
どう、それぞれの役になっているか」と述べられています。
見た目の華やかさだけでなく、
役への気持ちの入れ方を重視しているようです。
通称「お染の七役」、本名題は
「於染久松色読販」(おそめひさまつうきなのよみうり)、
商家のお嬢様のお染、丁稚久松、奥女中、芸者、
お染の母、伝法な女性お六、田舎娘のお光、
この七役を早替わりで演じる楽しい演目です。
これまで何人かの役者さんで見ました。
*2011年 市川猿之助さん(当時、亀治郎)*
どの役も人を魅きつけるオーラがありましたが、
特に気が違ったお光の踊りが哀切でした。
*1993年 中村福助さん*
若く華やかで、「お染久松」の王道を行く感じでした。
*1991年 市川猿之助さん(三代目、現・猿翁)*
珍しい女形を中心とした役々でしたが、
どの役も説得力がありました。
*1990年 澤村藤十郎さん*
現在は長く舞台を離れていらっしゃいますが、
当時は、八月納涼歌舞伎の常連でした。
珍しいところで、「お染の五役」、
お染、久松、お光、お六と、夏芝居らしく何と、
雷での登場でした。