国立劇場に行ってきました。


毎年6、7月は歌舞伎鑑賞教室。
本来は高校生を中心とした学生向けの公演ですが、
席が空いていれば、一般でも観劇できます。

一昨年、観劇したときは平日だったため、
高校生の団体と一緒でした。

今日は日曜日のため学生の団体はいなくて、
観客は大人ばかりでした。
ただ、普通の公演と比べて、
ツアーなどの団体客が多い印象です。
公演時間が短いので、
歌舞伎を初めて見る方にも
とっつきやすいのではないでしょうか。

さて、演目は「壺坂霊験記」


その前に、『歌舞伎のみかた』という解説がつきます。
女形の化粧方法を実演し、
大きなスクリーンで見せていました。
坂東亀寿さんの解説。

20分間の休憩をはさみ、
「壺坂霊験記」の上演です。

今日は2階席中央最前列、

いわゆるロイヤルシートです。


舞台両脇に電光掲示板があり、
上演中は義太夫の歌詞を表示していました。
(役者さんの台詞のときは、なし。)

「壺坂霊験記」は登場人物は3人だけ、
沢市、お里夫婦と観音さま。
シンプルな中に、夫婦二人のお互いを思う気持ちが
よく表されていました。
坂東亀三郎さんの沢市。
片岡孝太郎さんのお里。


このパンフレット、
入り口のところで配っているのをいただきました。