京の顔見世、今日でもう4日目です。
見に行けるあてはないのですが、気になる演目がいくつかあります。


「藤十郎の恋」
新作歌舞伎、元禄期の名優坂田藤十郎が主人公。
演目名やあらすじは知っていましたが、見たことがない演目です。

中村扇雀さんの藤十郎、片岡孝太郎さんのお梶。
扇雀さんは2度目、孝太郎さんは初役のようです。

上演は珍しく近年では扇雀さんの他、
中村梅玉さんが演じたようです。



毎年、年末にNHKで顔見世の舞台が放映されますが、
今年は「恋飛脚大和往来ー新口村」と
「仮名手本忠臣蔵ー七段目」の放映が決まっているようです。


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歌舞伎の幕内が題材になっているものには
他にも、三世澤村田之助を描いた「女形の歯」や
二世尾上菊之助を描いた「残菊物語」がありますが、
いずれもレア演目のため、見たことはありません。

「男の花道」(加賀屋歌右衛門)も同様のジャンルでしょうか…