公園のダリア

クラシックな雰囲気のある花です。

球根を植えて育てますが、
高温多湿や寒さにやや弱い性質のようです。
そのためかこちらの地方では、
一般家庭ではあまり栽培されていないように感じます。


・・・ダリアというと思い出すのが、
子どもの頃に断片的に読んだ、
山本有三の小説「路傍の石」の一部分です。

主人公の少年が空腹に耐えかねて、
縁の下で見つけたさつまいもを盗み食いします。
ところがそれはさつまいもではなく、
父親が大切にしていたダリアの球根で
父親にひどく叱られる、という切ない話でした。


こちらはアスターでしょうか。

新しい品種のようです。鮮やかな赤紫、ピンクが目にとまりました。

別名エゾギクと言います。
自分が子どもの頃には、
もっと素朴な青や桃色の花がよく栽培されていました。(10.4)