第一部と第二部の間に思いきって外に…
日差しが肌を刺すよう、しかし風が強い。

屋上庭園にも行ってみました。
瓦の模様は鳳凰丸。
以前の歌舞伎座では屋根を上から見下ろすとは
考えられませんでした。




さて、一部、二部で気になった役者さんたちについて…

市村萬次郎さん、「恐怖時代」の腰元梅野、
こういった個性的な役作りがお上手です。
「輝虎配膳」では、がらっと替わり老け役、
「たぬき」では年増の芸者役でした。

市村橘太郎さん。
(最近坂東から市村に姓がかわられたのでした。)
「恐怖時代」では、なぶり殺しにされる侍を
中村橋吾さんとともに演じ、
息絶えた後も
かなり長い時間舞台に横たわっておいででした。
(時代物でしたら
黒衣さんが片付けに来てくれるのでしょうが…)

中村芝のぶさん、「恐怖時代」のお由良では
凄惨な最期を美しく演じていました。
その後の「たぬき」では
かわいらしい芸者姿で登場され、ほっとしました。