ムラサキケマン

子どもの頃、家のとなりの敷地に竹藪があったため、
庭の一部に日当たりの悪いところがありました。
そこに、春の桜時になると花を咲かせていた草。
特別きれいではなく
どちらかというと地味な花。
生えている場所もじめじめしたところだし
近付くと独特の青臭いにおいがしました。
いつしか竹藪がなくなると
この草も姿を消してしまいました。
春が来るとふと、この草を思い出すことがありましたが、
姿を見かけることはほとんどありませんでした。
ところがこの数年、散歩道などで
この草を見かけることがなぜか多くなりました。
図鑑で名前を調べ、
ムラサキケマンという名であることを知りました。

そしてなんと先日、庭先の木の下で
ムラサキケマンの大きな株を見つけました。

私が気付かなかっただけで
毎年ひっそり咲いていたのか、
どこかから紛れ込んだのかは謎です。
改めて調べてみると有毒植物だそうです。
幼い頃誰かに「あの草は毒だよ」と
教えられたような気がしてきました。
そしてまた、
ウスバシロチョウという蝶の幼虫の食草だそうです。
昨年、山沿いの小川付近で
この蝶がたくさん発生しているのを見かけ、撮影しました。

2013.5.5
ウスバシロチョウは幼虫のときに
有毒の草を食べたため、
体内に毒を含んでいる。
そのために外敵から襲われにくいのだそうです。

子どもの頃、家のとなりの敷地に竹藪があったため、
庭の一部に日当たりの悪いところがありました。
そこに、春の桜時になると花を咲かせていた草。
特別きれいではなく
どちらかというと地味な花。
生えている場所もじめじめしたところだし
近付くと独特の青臭いにおいがしました。
いつしか竹藪がなくなると
この草も姿を消してしまいました。
春が来るとふと、この草を思い出すことがありましたが、
姿を見かけることはほとんどありませんでした。
ところがこの数年、散歩道などで
この草を見かけることがなぜか多くなりました。
図鑑で名前を調べ、
ムラサキケマンという名であることを知りました。

そしてなんと先日、庭先の木の下で
ムラサキケマンの大きな株を見つけました。

私が気付かなかっただけで
毎年ひっそり咲いていたのか、
どこかから紛れ込んだのかは謎です。
改めて調べてみると有毒植物だそうです。
幼い頃誰かに「あの草は毒だよ」と
教えられたような気がしてきました。
そしてまた、
ウスバシロチョウという蝶の幼虫の食草だそうです。
昨年、山沿いの小川付近で
この蝶がたくさん発生しているのを見かけ、撮影しました。

2013.5.5
ウスバシロチョウは幼虫のときに
有毒の草を食べたため、
体内に毒を含んでいる。
そのために外敵から襲われにくいのだそうです。