まだ消化し切れていない想い | yumizuki 解離性同一性障害の娘を見守って来て

yumizuki 解離性同一性障害の娘を見守って来て

もう完治して、一人息子と奮闘している元解離性同一性障害の娘を持つ母親です。

娘や孫との日々の中で感じ事なんかを語っていきたいなと思います。


最近、孫を見ていてドス黒い想いが胸の中で渦巻く時がある。

だぁい好きと言ってもらえて嬉しいのに、嬉しいのに哀しくなるのだ。

私はそんな言葉をもらえる様な良い人じゃないんだよと心が叫ぶのだ。

子ども達は私がとっても頑張ったから今があるんだよって言ってくれる。
その言葉もとても嬉しいのだけれど、子ども達が色々問題を抱えた経緯の元を辿ると私の子育てに行き着く。

気持ちがのたうち回る。

過去には戻れない。

だから、孫には、娘にはこんな想いさせたくないって自分を鼓舞させるのだけれど、時々どうしようもなく情緒不安定になる。

そんな情緒不安定さを敏感に感じ取って孫が私の様子を伺う目をする。

あっ!って思って一呼吸置いて、そしてまた落ち込むのだ。

子ども達が孫くらいの時、やっぱりそんな目で私を見ていた。
不安と怯えをプラスして。

当時はそんな目の色に気付くこともなく感情的に怒鳴り散らしていた。

だから、良い母親じゃなかった。

酷い親だったよねと言われれば、ただただ哀しいし、でも頑張ってたよねと言われれば、嬉しいけれど切なくなる。

なんでこうかなぁと自分で自分の気持ちを振り返って、まだまだ消化し切れていない気持ちを見出して、深々と溜め息。

自分の情緒不安定の原因の一端は分かったから、少なくとも孫の前では出さない様に努力しよう。

子ども達にもちゃんと話して謝っておこう。

心配かけて、不安にさせた孫にも謝っておこう。



それと、主人ともきっちり話し合おう。
話し合うと言うより、その時々で主人にしてみれば何気ない言葉で私はとても傷付いたのだと伝えよう。
私は傷付いていたのだと今更ながらに気が付いたから。