こんばんは。

今日は雨降り。気温も下がってきました。

もう20年以上前になると思います。
近所に古い呉服店があり、二階建てのお店だったと思います。仮絵羽仕立てのお着物や反物が山積みになっており、しかも殆どに風呂敷がかけられておりました。手に取るとヤケているものが多かった記憶があります。その後5年位は閉店セールをしていました。まだ、着物を着始めたばかりの頃で、単が欲しくて、最初は花柄の久留米絣に決めました。所々にヤケがあり、仕立てで目立たなくなるので大丈夫と言われましたが、家に帰って考え直し、塩沢お召に変えました。
単で着るにはやや暑苦しい色目で、殆ど袖を通さずに来てしまいました。
コーディネートで何とか出来ないものかとチャレンジしてみました。



帯は季節の白地の染帯が良いと思いますが、生憎、手持ちが無いので、八寸の楮布にしてみました。


帯揚はゑり萬さん。少し目立ちすぎ?
帯締は道明さんの厳島組。薄くて単向きの帯締だと思います。

次は半幅帯で、昨日使った帯の裏側を使ってみました。



結びは割り太鼓。
帯枕を使わないので、単向きだと思います。


ポイントは赤絵九谷細描の帯留。
織田恵美さんの作品です。

秋単で着るとしても、重い感じです〜
矢張り、袷に仕立て直しでしょうか、、、