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横浜のファイナンシャルプランナー相談室「住宅ローンは銀行で借りるな」

相談実績1700件超の実務家FP平野雅章が、住宅ローン・火災保険・生命保険の不思議な常識に立ち向かい、リアルな選び方をお伝えします。

前記事でご紹介した「全日本FPセッケ―選手権大会」で、私が自宅マンションを想定して行ったセッケ―を公開します。セッケ―したのは、補償内容をバラして自由に組み立てられる「自分でえらべる火災保険」 (セゾン自動車火災保険)です。

マンション(所在地:神奈川県横浜市)
■補償内容             建物  家財
◇火災・落雷・破裂・爆発        あり  あり
◇地震保険                あり  あり
◇風災・ひょう災・雪災          なし  なし
◇水ぬれ・物体の落下・飛来・騒擾  あり  あり
◇盗難                   なし  なし
◇水災                   なし  なし
◇臨時費用・失火見舞・地震火災   あり  あり
その他
◇個人賠償  あり
◇類焼損害  なし

セッケ―のポイントを以下に解説していきます。
・地震保険
 発生確率と損害額の大きさを考えれば優先順位は高い。

・風災
 マンションでの発生可能性と起こる得る損害額から不要と判断。

水ぬれ・物体の落下・飛来・騒擾
 可能性で考えれば水ぬれぐらいで、損害額も貯蓄でまかなえる程度と思ったが
 損害が発生し上層階の住民が原因となた場合、補償に入っていた方がよけいな摩擦を
 避けられると考えた。その費用と考えれば保険料は割安と判断。

・盗難
 損害額は貯蓄でまかなえる範囲と判断。

・水災
 ハザードマップで損害発生可能性はないと判断。

・諸費用 (臨時費用
・失火見舞・地震保険 )
 「自分でえらべる火災保険」ではこの3つはセットになっている。
 直接的な被害以外に仮住まいなど掛かる費用は以外に多く、臨時費用も加えておきたい。
 
パッケージプランで火災保険に加入している人、これから火災保険に加入しようという人は、ぜひ参考にしてくださいね。 

3/9にエフピーリサーチアンドコンテンツ(株)が主催する「全日本FPセッケ―選手権大会」に参加してきました。全国のFPが集まって自動車保険と火災保険の設計をやろうという催しで、

私は業務の都合で火災保険のみの参加。

さて、そもそも論になりますが、保険では、加入者が払った保険料からは様々な経費が差し引かれ、純粋に保険金支払いに充てられる金額はかなり減ってしまいます。つまり、確率で言えば、払った金額より受け取れる金額は少ないのが当たり前。

それならば、もし起こっても損害額としては大したことがないリスクには、保険より貯蓄で備えた方が合理的。
保険で備えるのに向いているのは、そんなに発生頻度は高くないけれど、発生したら損害額が大きく家計にとって致命的という災害です。


個人向け火災保険の現状を考えると、パッケージ化され、火災への補償の他に幅広い補償がセットになった商品が当たり前になっています。家を新たに手に入れる時は何かと忙しく、火災保険は各々の保障内容を充分把握しないまま、勧められたパッケージプランでそのまま加入、という人も多いのも事実。でも、家のタイプや地域によっても、必要な保障はかなり異なりますし、保険で備えなくても良いのではと思えるような補償内容もパッケージプランの中には結構あったりします。

残念ながら、設計上の自由度が低い火災保険商品が多いのが現状で、補償内容を自由に組み合わせることができる商品は少数派。本当に必要な補償内容を把握し、それに合わせて保険を組み立てることがでれば、より安心感もありますし、保険料も抑えることができるのですが…。


などと考えながら火災保険のセッケ―に私も励みました。
今回セッケ―したのは、補償内容をバラして自由に組み立てられる「自分でえらべる火災保険」 (セゾン自動車火災保険)。私の自宅マンションを想定した火災保険のセッケ―内容は次の記事で。


恒例となっている週刊ダイヤモンドの保険特集号(4/30・5/7号)が発売されました。

今回はPart1が地震保険となっているのが特徴ですが、

Part2・3は例年通り生命保険の見直しやランキングといった内容。


実際に多くの生命保険見直し・新規加入の相談を受けている私の感覚からすると、

例えばおススメ保険商品のランキングは評価基準が明確でなく、

賛同できないところもあったりするのですが、

全般的には参考になるのではないかと思いました。


さて、今回の記事の中で注目したいのは「今でも購入可能なお宝保険」という記事。

顧客にとって有利な保険で、知られざる保険を紹介するというもの。


この記事には、私もパートナーを務めているトータスウィンズという会社が協力しています。

記事中にも書かれていますが、この会社は主要な生命保険会社の商品を

保険種類別、加入者年齢別、性別で客観的に保険料を比較するシステムを開発していて、

私もそのシステムを愛用し、アドバイスに生かしています。


この記事では、低解約返戻金型終身保険、個人年金保険、がん保険が

各一つづつ紹介されています。低解約返戻金型終身保険については、

利用の仕方によっても適切な商品は異なるので置いておくとして、

紹介されている個人年金保険、がん保険は、

私にご相談いただいたお客さまもかなり加入されています。


少し気になるのは、こうした「保険が売り止め、保険料値上げ間近?」という記述です。

確かに考えられることなのですが、読んだ方が慌てて加入して欲しくないなと思います。


適切な保険商品は人によって異なるものですし、そもそも保険が不要な家計状況の方もいます。

記事を鵜呑みにはせず、実際に見直したり、新規に加入する場合は、

ライフプランに基づいた必要な保障をきちんと考えてくれ、

かつ正確な商品知識を持っている人に相談することをお勧めします。