散歩中に霊園の休憩小屋に入って休んでいて、

ふと目の前にどっかと置かれている、

石のテーブルに気付いた。

 

傍へ寄って見ると、

その表面にはなんか文字が彫り込んであり、

それは右から左へ刻んであるのだ。

 

それを読んで見ると、

「昭和廿年七月七十七才記念」と読める。

 

昭和20年ころは右から書くのが、

当たり前だったのだと納得したのだった。

 

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