岡山の家の購入祝いに、紅白の梅の木を二人の兄から贈られました。
四十数年間毎年、春に魁けて花を付け 春の訪れを知らせてくれ 6月ごろには実をつけて梅酒として楽しませてくれました。
この夏には、長年住み慣れたこの地から いろいろな利便性を考えて 終の棲家として十数年前に購入していた 神戸のマンションに移ることになりました。
その事を知るかのように、紅梅が数輪の鮮やかな花を咲かせた後 殆ど枯れた状態になりました。そのままの状態では、ただの古木として処分されると思います。
青白い苔に覆われた、古木を見ているうちにマンションのベランダで オブジェの様に使う事を 思いつきました。
夫に切って貰うと、木の切り口は 鮮やかな紅色で短く激しく生きた長兄の様だと思いました。
この古木を使って、花を生けようと思いましたが兄は何の花が好きだったのかと・・思い出すことが出来ません。山好きだった兄は、きっと植物にも関心があった筈ですが その様なことを口にすることもなく 忙しく大急ぎで生きた人でした。
紅梅は長兄、白梅は穏やかな次兄・・密かに名前を付けて呼んでいました。
白梅は今年も沢山の花を付け、今は豊かな新緑の影に小さな梅の実が見え隠れしています。
花材 ・梅の古木 ・いたや楓 ・つつじ



四十数年間毎年、春に魁けて花を付け 春の訪れを知らせてくれ 6月ごろには実をつけて梅酒として楽しませてくれました。
この夏には、長年住み慣れたこの地から いろいろな利便性を考えて 終の棲家として十数年前に購入していた 神戸のマンションに移ることになりました。
その事を知るかのように、紅梅が数輪の鮮やかな花を咲かせた後 殆ど枯れた状態になりました。そのままの状態では、ただの古木として処分されると思います。
青白い苔に覆われた、古木を見ているうちにマンションのベランダで オブジェの様に使う事を 思いつきました。
夫に切って貰うと、木の切り口は 鮮やかな紅色で短く激しく生きた長兄の様だと思いました。
この古木を使って、花を生けようと思いましたが兄は何の花が好きだったのかと・・思い出すことが出来ません。山好きだった兄は、きっと植物にも関心があった筈ですが その様なことを口にすることもなく 忙しく大急ぎで生きた人でした。
紅梅は長兄、白梅は穏やかな次兄・・密かに名前を付けて呼んでいました。
白梅は今年も沢山の花を付け、今は豊かな新緑の影に小さな梅の実が見え隠れしています。
花材 ・梅の古木 ・いたや楓 ・つつじ


