看護師さんの




🧑‍⚕️終わりましたよ!




という声で目が覚めました。寝ていたはずなのに、何故か泣いていました。




私の赤ちゃんいなくなっちゃったんだぁ…

と思うと余計に涙が止まらなくて、手術後も声を出して泣いていました。





その後、車椅子で病室へ戻り、ベッドに横になりました。ここら辺の記憶は朦朧としていて曖昧です。





ベッドに入っても、号泣していた為、看護師さんが





🧑‍⚕️悲しいかもだけど、少し眠って身体を休めよう!





と言って下さり、涙と鼻水を拭いて下さりました。私は麻酔の影響で思うように動けなかったので。





その後、涙は止まらなかったけど、少し目をつぶって休みました。






気持ち悪くて、爆睡できず、うとうとしながら、何度か夢を見ました。







一番辛かった夢が





私たち夫婦が真っ白な何もない空間で何かの順番待ちをしていて…順番になって前に進むと






黄色いおくるみに入った赤ちゃんを渡してもらえて、旦那さんが幸せそうに抱っこしていました。






良かったな、私たちにも順番がきた!と思えた瞬間に目が覚めて、私の赤ちゃん…いなくなっちゃったんだぁと現実に戻りました。あの黄色いのお洋服を着た赤ちゃんが欲しかった…







それからも、ウトウトしながらも、5人家族になって、上の子が下の子をお世話している夢を見たり、本当に辛かったです。







そうこうしているうちに、退院の1時間前の15時になり、看護師さんが来ました。






🧑‍⚕️体調どうですか?





と聞かれ…






声を出す事さえも辛いレベルだったのですが

私「凄く気持ち悪くて、苦しいです。身体の感覚がないんです」





と答えました。そして、座るどころか、寝返りも打てない、顔色も悪かったらしく、少し動くだけで吐き気に襲われました。看護師さんも、あれっ!ちょっとおかしいかも!と言って、血圧を測ったり、酸素濃度を測ったりしてくれました。






そして、麻酔の副作用だね。効きすぎちゃったね。まずは麻酔を外に出さないとという事で、もう1本点滴が追加となりました。





16時退院は絶望的になり、気持ち悪くて携帯をみることも、話す事さえも困難であった為、看護師さんが旦那さんに退院が18時すぎるかもという連絡をしました。






その後、気持ち悪さで座っている事さえも困難でしたが、18時になりまして、退院前の診察をしました。





診察室に行くのも車椅子に乗り、吐き気に襲われ、力が入らず立つ事もできない為、看護師さんに支えてもらいながら、内診台に座り、下着まで脱がせてもらう始末でしたえーん





生理用品まで替えて下さりましたショボーン







内診自体は問題なかったのですが、、、






この状態で帰すことは出来ないとなり、急遽入院になりました真顔






まさかの入院…。

赤ちゃんは失うし、身体の調子は不調だし、絶望的でした悲しい






悪い事の連続でしたが、涙が止まらなかった時に看護師さんが握ってくれた手の温もりだけが今でも忘れられないです。






人の手って、こんなに温かかったんだなぁ…って34年間生きてきて、初めて思いました。






看護師さんは他人であって、お互いの事は何も知らないんですが…人の優しさを痛感する事ができました。