手術当日、旦那の車で病院まで向かいました。

日常の会話をしながら、8時前に病院へ到着。16時退院予定でした。





到着した途端、泣きそうになりましたが、必死でまだ早いと堪えました。






いつもは妊婦さんでいっぱいの待合室にいるのは私たちだけ。ここで産んでみたいと楽しみにしていた病院の景色なのに…とてと悲しい景色に感じました!







そして、8時が過ぎ、旦那さんはまたお迎えに来て下さいね!と看護婦さんから伝えられて、旦那とはここでバイバイ👋







バイバイする時に、何も言わずに、ぎゅっと抱きしめてくれて…涙腺崩壊しそうでしたが、ちょっと涙が出そうになる位でぐっと堪えました。






この人の赤ちゃんをまた産んであげれなかった…。辛い思いをさせたなぁ…。と胸に込み上げてきました。







その後、手術の流れを聞き、病室に案内されました。






病室は普通の人なら絶対に見つける事ができないであろう1階の隠れた場所にあって、全部で3室ありました。






明るい病院の印象とは全く違い、凄く古い部屋で流産した人の為にある3室なんだなぁと悟りました。薄暗くシーンとしていて、1人で泣きました。







それから、30分後くらいに診察室に呼ばれて、エコーで赤ちゃんを確認しました。亡くなって1週間くらい経ってしまっているからか、前回確認できた手や足は溶けてなくなってしまっていました。






もう赤ちゃんとは認識できない形になっていて、亡くなっている事はすぐに分かりました。







赤ちゃんを確認後、ラミセルという子宮口を広げる薬を挿入しました。

私は下から出産した事がない為、激痛でした💦






力抜いてと言われても、全然力を抜く事が出来ず…何で赤ちゃんがダメなのに、こんなに痛い思いをしないといけないの?と思うと涙が止まりませんでした。






いつも優しい先生も、全然ダメ!入らない!

1回やめよう!と看護師さんに言っていて、一旦ラミセルを入れるのは中断となりました。






私が痛みに弱いのか、痛みでブルブルしていた為、看護師さんが一緒に深呼吸などをしてくれ、その後にもう1度ラミセルに挑戦。





もう辛くて断念したかったです。






再び、ラミセルに挑戦して、痛いと泣き叫びながらも、2回目に無事に入れられました!






痛みに弱いと思われたのか、その後は車椅子で薄暗い病室まで移動。






手術まで、まだまだ時間があったので、youtubeを見たりして、気を紛らわせて過ごしました。





そして、その後、看護師さんが来て、水分補給の点滴を入れて下さりました。





12時に手術をします!という話でした。





そして、12時に看護師さんと一緒に処置室と書かれた部屋に移動しました。




そこには、分娩台があって、そこに横になるように指示されました。





分娩台を見た瞬間に色々な感情が込み上げてきてしまい、少し涙が出ました。





そして、分娩台に乗り終わった時に、看護師さんが先生に電話をして




[処置室、アウス1件です]と言いました。これを聞いた瞬間から、もう涙が止まらなくなりました。





昔に、透明のゆりかごという産婦人科に関するドラマを見ていて…アウスという言葉を知っていたからです。





産婦人科では、人工中絶手術の事をアウスと呼ぶみたいです。





私は中絶したくないのに!赤ちゃんとバイバイしたくない!という思いで一杯になってしまいました。




先生にも涙が出ちゃうね…。あんまり泣きすぎると苦しくなっちゃうかも!と言われる程、泣きました。




人前でこんなに泣くのは生まれて初めてかもしれません。

泣きすぎて声まで出てしまっていました。




赤ちゃんとバイバイだと思うと辛すぎて、もう我慢出来なかったです。




涙は止まらなかったけど、手術は始まりました。

痛み止めの注射を入れた後は、意識がなくなる事を聞きました。




注射を入れた後、眩暈と吐き気に襲われましたが、いつの間にか意識がなくなってしまっていました。




少し長くなっちゃったので、続きはまた書かせて下さい泣き笑い